うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

out of limit

カラカラに乾いた喉を潤したくて

水溜りの水を両の手で掬った

飲もうとして 口元に運んだら

それはドロドロに溶けた血溜まりだった

 

我慢して 我慢して 我慢して

耐えて 耐えて耐えて耐えて耐えて

その先に未来が見えるなんて嘘だ

 

殺されたくないから 殺すかも

潰されるのが嫌で仕方ないから 潰すかも

そういうことの 繰り返し

そういうやりとりの 繰り返し

 

この部屋で一人きりで

僕が孤独と戦っている時に

誰が助けてくれますか?

誰が手を差し伸べてくれるんですか?

今 この瞬間に居なくなっても

息が止まってしまっても

恐らく誰も気付かない

その瞬間を誰も知らない

 

僕はきっと だれの記憶にも残らないまま

ここから消えて無くなるんだよ

 

そんな奴 居たよなって

何となく忘れ去られていくんだよ

 

埋め込まれた思考回路

正しさとか誠実さとか

そんなものに縛られて

長い時間。。。

本当に長い時間。。。

 

無駄にしてきたのかな

 

はっきり言って

はっきり言って欲しいんだ

金を稼ぐ為の部品だと

都合の良い時に会いたい人だと

思い通りに動かないのなら要らないと

都合の良い存在でそばにいて欲しいのだと

面倒な事を押し付けたいのだと

それをこなすから手放したくないのだと

あなたの苦しさなんかどうでもいいのだと

そんな事は一人で解決してくれと

話す余裕はあっても聞く余裕はないと

それくらいお前はできるんだろ?と

そうじゃないと価値は無いと

 

思い通りにならないなら

お前なんか消えちまえ!と

 

言えよ!言えよ!

言ってしまえよ!

 

真実はいつもあやふやにされる

好きか嫌いかなんて単純な事なのに

僕はいつも大きな声で言ってんだ

出会った人間の8割は大嫌いだと

 

嘘付きばっかで嫌になるんだよ

要らないならゴミの日に捨ててしまえ

必要なフリしてキープして

結論を先延ばしにしてさ

 

あなたが消費している時間は

僕も消費している時間です

 

カラカラに乾いた喉を潤したくて

公共の蛇口を捻ったら

それは誰かの自分勝手な都合で

元栓が締められていた

ドロドロに溶けた人間関係みたいに

変な力が働いてた

 

限界を超えて

限界を超えた

世界は今日も歪んでいた

塗り固められた嘘が笑っていた

僕も 笑いたくないのに

笑った

 

 

 

 

 

 

2021.6.13