砂のお城を壊した 疑問しか浮かばなくて 必死で塗り固めてきた嘘を壊した 他の誰かより優れて見られたい欲が 確かに僕にはあった 音も無く崩れていったのは 遥か昔に積み上げた積木みたいで プライドを捨てて 底辺に立って 見えなかった事も見えた気がする …
自分でもびっくりするくらい怖さが消えた 暇なくせに花見もしないで 気付けば桜は風と散った 夜の空気はまだ冷たくて 上着を羽織れるから 昼間との温度差にうんざりして 夜は呑み屋のハンガーに感謝して 何となく でも何でもやってみようと今更思った 意外と…
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