うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

ある鳥の話

翼は要らないんだ
襲われる心配がないから
君の目には 見えるモノ全てが
楽園に見えるカナ?


生態系のド真ン中
胸を張って歩くのは大地
その姿は偉大で
君みたいのに憧れている


仮面が必要なんだ
見透かされたくないから
その下から見えるモノ全ては
フェイクに見えるかなあ?


外す事を恐れる内に
外しづらくなってきた
そして その仮面はいつか
僕の顔の一部になっていく


なってしまうんだ
そんな気がするんだ


外せなくなったソレを
掻き毟っている姿が見える


本当は要らない
もしも外せる日が来るなら
僕の前に見えるモノ全ても
楽園に見えるかな?


君みたいに・・・






2005.1.10