お金持ちになりたいと思ってた
あれば不自由しないような気がして
金で何でも買えるなんて 思ったコトはないけど
お金持ちになりたいと思っていた
世間的に恥ずかしくない人に見られたいと思ってた
いい歳こいてアルバイト三昧だった時
自分の精一杯とは裏腹に 世間に笑われてるような気がして
社会人って呼ばれるコトに憧れを抱いていた
少し・・・歳をとって
お金なんて大して重要ではないと思った
生活していける程度あればいいと思った
そりゃあ いいクルマにも乗りたいし
いい服も着たいし 贅沢だってしたいけど
あるに越したコトはないんだけど
お金なんかより大事なモノがあるって気付いた
就職なんてしたければすればいいと思った
稼ぐ手段なんて重要じゃないと思った
そりゃあ 尊敬されたら嬉しいし
立派だと言われたいし 認められたいんだけど
それに越したコトはないんだけど
体裁なんかより大事なコトがあるって気付いた
生き方なんて 自分で選べばいい
結局最後は・・・
どれだけ納得できたか
どれだけ自分を保てたか
そして 沢山笑えたか
そういう問い掛けを自分にしてるような気がして
ジジイになった時 そんなコトをぼんやりと縁側で考えてる
そんな自分の姿が何となく浮かんで
いずれは来たるその日に
ぼんやりと縁側ですするお茶が
最高に美味い一杯でありますように
もっと型に囚われないで生きよう
今からでも遅くはないさ
明日からもっと笑うようにしよう
今まで以上に もっと
2012.2.11
