うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

号外! 〜Vol.2〜

どうもこんばんは^^
白ウナギでございます。


未曾有の大震災から早、二週間が経とうかとしております。


被災地の方々は今も尚、不安な夜をお過ごしの事かと思いますが、
今回はたまたま被害のない地域に住んでただけなんだろうなあ。。。と
震災大国日本に住む一人の人間として、他人事とは思えない日々を過ごしております。


震災の起こった日から、自分は普段あんまり見ないTVに釘付けでした。
ニュースに釘付けでした。


あまりにも自然の力が強大過ぎて、
襲われる人間達が無力過ぎて、
全てが過ぎ去った後の光景が悲惨過ぎて。。。


何とも言えない悲しい気持ちになりました。


そんな中、今自分にできる事ってのを考えたんですが、
せいぜい募金くらいしか思い付かなくて。。。
この狭い日本という国で、ちょっと離れた所ではあの光景。
自分の居る場所は普段と変わらぬ日常。
そのギャップに見事にヤラレちゃって。。。
目の前の仕事すらバカバカしくなってしまって。。。


ご存知の方もおられると思いますが、
僕はパチンコ業界で現在、機器関係の仕事をしています。


こんな時でもパチンコ屋は営業していて、変わらず打ちに来る人が居て。
まあ、当然っちゃあ当然なんですけど。。。
修理に呼ばれて、直して、必死に打つ人達を見て、
『自分は何をしているんだろう?』と。
『こんな機械直した所で何になるんだろう?』と。


ここ一週間ばかりは、自分の仕事にすら疑問を持って過ごしていました。


で。。。
考え過ぎて混乱してた時にですね、ある日記を見て。
一気にラクになったんですが。


僕が崇拝する『水曜どうでしょう』のHPの日記なんですが。


知ってる人は知っていると思います。
知らない方は興味があれば見て頂けたら。。。
北海道のローカル番組が全国区に成り上がった何とも気の抜けた番組なんですけどねw


そこのディレクター陣が日記に書いてる内容を見た時、
今回の悲惨な地震に対する自分の立ち位置がハッキリ見えたような気がしまして。。。


簡単な内容を紹介します。


【どうでしょうカメラマン 嬉野雅道氏】
嬉野です。


今朝、東北の津波被災地の空からの映像を見て、
あまりの被害規模の大きさに泣きそうになりました。


市町村ごと津波で壊滅しているではありませんか。
あそこで暮らしておられたみなさんは、
全員避難されていたんでしょうか?


被災地で避難生活をされている方が、
おそらく膨大な数、おられると思います。


ご家族と連絡がとれない方々は、
心配で堪らないだろうと思います。


携帯電話も繋がりません。
かろうじてメールは飛ぶようでしたが、
宮城、山形では全域で停電が続いているようなので、
やがてバッテリーも切れてしまうでしょう。


余震はこの先1ヶ月続くおそれがあるとのこと。
それも震度7クラスの余震も心配されており、
さらなる津波の可能性もあるとのことです。


避難生活は長引くかもしれません。


東北は昔から、
どうでしょう贔屓の土地柄であります。
それを思い、あの被災映像を見ると胸が痛いです。

みんな!無事でいてくれ!

北海道も沿岸部で津波被害がありました。
それでも、札幌の街は、被害には至らず、
本日も朝から平静です。


それぞれに厳しい状況だと思いますが、
それでも各自の持ち場で奮闘いただきたいと思います。


がんばってくれ!



【どうでしょうディレクター 藤村忠寿氏】
この数日間の出来事で私は、今まで感じたことのない「日本人の誇り」を強く感じました。


それははからずも、被災した東北、関東の人々が、身をもって示した誇りでありました。


略奪どころか、そこにある食料を分け合う人々。スーパーの前に、駅に、整然と並ぶ人々。世界中がその姿を目の当たりにして驚いている。


空になったコンビニで数十万円が盗まれた、放置された車で車上荒らしがあったという記事が、新聞の片隅にありましたが、そんな程度。


ほぼすべての日本人が、「今、そんなくだらないことをして何になるんだ」と思っている。


電力が足らなくて計画停電をするとなれば、全員が節電をして、急激に電力消費量が減った。この、意識の高さ。


誰が貼り出したのか、安否情報を書いた張り紙が、いろんなところに貼ってある。線路脇の踏切にも貼ってあった。避難所の扉には、「寒いので必ず閉めましょう」という張り紙もあった。なんという、秩序。


昨日は、気仙沼津波襲来の誤報があった。しかし、それをとがめるのではなく、「津波が来なくてよかった」と思う人々。


地震直後に、女子高生を救うふたりの男性の姿があった。その男性の奥さんは、すでに津波で流されていたという。もしこの男性が、その事実に泣き崩れていたら、この女子高生を救うことはできなかっただろう。この、強さ。


避難所の学校で、ヘリポートを示す「H」の文字が書いてある。その文字の上で、男の子たちがドッジボールをしているのが見えた。この、たくましさ。きみらのような子供がいれば、日本はまだまだこれからも元気だ。


悲嘆に暮れ、泣き崩れるのは、まだもう少し先のことだ。今は、今ここにある状況を乗り切ることだ。少し乗り切ることができたら、そのときには、みんなで声を上げて泣こう。でも、今は、まわりに「大丈夫だ」と言って、見栄をはって、気丈に振る舞っていこう。


日本に、強力なリーダーシップを取る政治家はいない。だからこそ日本人は、自分たちで、この状況を少しずつ打開していくための秩序と、強さと、たくましさを持った。ぼくは、それが世界に誇るべき日本の姿だと思う。


日本の将来に悲観する必要なんかない。


それぞれの持ち場で、今、できることをやる。


嬉野さんは、掲示板を更新しております。ぼくは、編集室で、新作の編集をしております。


明日、岩手と福島では、新作の第二夜が、今のところ放送される予定です。


バカバカしいです。どうしようもなくバカバカしい。しかし、この30分だけでも、笑って過ごせることができるのなら、それが今、われわれにできることです。





うれしー。藤やん。ありがとう。
今、とりあえず、僕は答えが出たよ。


僕は僕の立って居る場所で頑張ればいいんだね。
それがまわりまわって誰かの為になってるんだね。
そう。。。見失いそうになってた。
そうなんだ!


パチンコ打ちに来てるからって、被災地の心配してないって誰に分かる?
もしかしたら友人や親族の安否が分からなくて、でもどうしようもなくて、
何も考えたくなくなって打ちに来てる人も居るかも知れない。


自分を保つ為に、気分を紛らわす為にパチンコしてる人が大勢居るかも知れない。
じゃあ僕がやってる仕事も、まわりまわって無駄なんかじゃない。
打つ事で平静を保ってる人だって居るかも知れないんだから!


考えたって悩んだって、一人の人間ができる事なんてたかが知れてる。
だからこそ被災を逃れた地域の人は、こんな状況でも普段と変わらぬ生活ができる事に感謝して、
普段通りに頑張って生きる事がゆくゆくは被災地の復興にも繋がるんだって。
僕はこの二人の日記を読んで、そんな気がしました。


こんな時だからこそ、黙って働こう!
目の前の仕事をしっかりこなそう!
普段通りの生活ができる事に感謝して、
そんで稼いだお金で復興の為の募金を無理のない範囲でしよう!


それがとりあえず今回の地震に対して、自分が出した答えです。


頑張れ!日本!
僕もこの列島の片隅で、今をしっかり生きるぞ!
被災地でもめげずに生き抜いている人達に負けないように!


なんか。。。うまく文章にできた気はしないですが。。。^^;
とりあえず自分の持ち場で精一杯やろうと思います。


復興までには膨大な時間とお金と労力が掛かるでしょう。
復興しても癒えない傷だってあるでしょう。
でもきっと僕達はあきらめない。
それがこの島国で培ってきた誇りなんだから。
何度も立ち上がってきた先人達の誇りを受け継いでいるんだから。


恥ずかしくない現代人として生きていこうと思いました。
こんな時だからこそ。。。






2011.3.23