うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

信号機の謎

規則正しく 信号機みたいに
赤 緑 黄色
青と言う名の緑色


規則正しく 信号機みたいに
黄色 点滅
深夜の赤と黄色の点滅


いつだってそうだった
大事な事程 既に決まりきっていて
干渉の余地も無くて
ただ 歩かされてるような感覚


問い掛け・・・意味を! 理由を! そこに至る道理を!


決まりきった公式なんかじゃなくて
暗号の解き方なんかじゃなくて
そうじゃなくて・・・


何故そうなったのか?
何故それが正しいのか?
何故それが立派で これがダサいのか?


全部 説明なんてできないんだろ?
だからそうやってはぐらかすんだろ?
仮想のゴールを決めてしまって・・・
全員 そこに向かって走ってしまえばラクだもんな
ひとつの可能性しか教えなくて済むもんな


真夜中の黒い道路の上
彼らが幾ら点滅を繰り返していたとしても


規則正しく 信号機みたいに
量産されていく僕等
決められた色の旗を振って
決められた時間に
たった3色の・・・それが現実か?


笑わせんな!


赤 青 黄色?


赤と!緑と!そんで黄色だ!






2011.11.1