うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

爪の隙間のインク

何が起きても笑って居られる程
実は強くはないんだ
何が起こっても立ち向かえる程
本当は強くないんだ
こんな小さな分岐点でさえ
やる気よりも 面倒が優位に立つ
何がいけなかったのか?
誰も悪くないのか?


進歩の無い情報ばかりが飛び交う
タブロイド紙を思い切り引っ掻いて
爪の隙間に残ったインク
ただただ じっと見つめた
僕のせいなのか?
時代のせいなのか?
延々と問い掛けを繰り返しても
答える声は無く


夢と世間が僕を笑う
何事も無かったかのように明日は降って来る
繰り返してきたのかな?
繰り返されて行くのかな?


魂が何て言ってるのかを 聞こう
このままじゃマズイって
一回切りだなんて・・・
脳ミソが何を考えてるのかを 聞こう
ホントは怖いって
でも立つしかないんだって


誰も代わってくれないんだって
分かりきった問い TOY
会社も世間も日常も
全てオモチャの行進
オモチャみたいに・・・何だよ!
人の人生勝手に決めやがって


夢は何ですか?と聞かれて
他人に左右されない生き方です!と
答えた若者が周りを囲む年寄り達に
笑われて 支配されて
そんなの絶対間違ってるって!
役目を終えたなら早く死ねよ
オモチャみたいに・・・何だよ!!
オモチャなんかじゃねえ
おれはオモチャなんかじゃねえ


タブロイド紙を思い切り引っ掻いた
年寄り達の娯楽 自由
前に進まない 進むはずもない 進むつもりもない
そんな・・・積み上げて来たんだろ?
意味を成さない情報で縛って
そんな・・・もういいや
正解はどこにも無い


会いに行くよ
会いに来たよ
正解はどこにも無いって知ってるから


会いに行くよ
会いに来たんだよ
もう・・・正解なんてどこにも無い


ただ 会いたかったから
会いに来たよ
会いたかったんだよ






2012.7.3