うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

木の実の気持ち

見下ろす気持ち
眼下に広がる世界
美しい世界


いつもは気付かないけど
宙ぶらりんになって
木の実になって
大きな木 枝のどっかで
ブラブラぶら下がって


見下ろす気持ち
眼下に広がる世界に
言葉を失う 木の実になる


色々背負っているよな?
毎日が重たいよな?
余計なコトばっか考えて 悩んで
後退りはしたくないのに 後退りに安心を得る矛盾
そんな現実と向き合ってばっかで・・・もう
何が何だか分からない
視野の狭さに自己嫌悪の繰り返し


何も考えずに 何も背負わずに
気分だけでいいさ
宙ぶらりんになってさ


ぶら下がる木の実になって


見下ろす気持ち
眼下に広がる世界
偉くなったわけじゃなく
偉そうな世界が広がっている


間違いなく 日々僕らが創る世界が
偉そうな顔して広がっている
僕らが創る世界
僕らが生きる世界
一部を成すのは君も 僕も
そう 全て
この世界は誰のものでもないけど
僕らのものだよ


ブラブラぶら下がる
木の実に成ってみる 見る
ブラブラぶら下がって
この美しい世界に・・・


言葉を失ってしまう程
それは紛れもなく僕らが
日々 創り出している世界






2012.9.14