うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

吠える犬

ああ・・・やっちゃったかな?


今更バカにはなれないし かといって
今更後には引けないし


ああ・・・偉そうな事言って
やっちゃったかな?おれ


色気なんて出さず 声を出さずに
ただ黙々と黙って動く電池式みたいに
社会の家畜になれば良かったのか?


追い詰められて 苦し紛れで出した答えだった
でも歩く為には 前へ進む為には
またあの砂漠を歩くのか?
歩かないといけないのか?


決意って何だ?やる気って何だ?
そんな目に見えないモノを見せろだなんて
それはもう解釈の問題だろ
やってみなきゃ分かんないだろ
犬にならなきゃ仲間に入れてくんないなんて・・・
もうそんなのは嫌なんだよ


口先だけの決意なんて聞き飽きた
でも世間はそんな言葉に振り回されて回ってる
結局お前ら自分の頭で考える事を放棄して
エサを貰ってしっぽ振ってるだけの飼い犬なんだよ


安心がこの世界をダメにした
安心にすがる精神がおれをダメにした
極限では誰も助けてくれないんだ
ていうか
極限では誰も助けられないんだ
今更理由なんて聞くなよ
やるしかないからやろうとしただけなんだよ


今日はっきり分かった
この世界ではおれは負け犬なんだ
しっぽも振れない野良犬
かわいさのかけらもない
ならそれでいい
避けられてもいい
でも探す 探し続ける
吠える事もできなくなったら 犬でさえいれなくなる


吠えて 吠えて 吠えまくって
この世界の首に噛み付いてやる
負け犬だと笑え
おれは死ぬまで遠吠えしてやる






2013.5.21