右見ても 左見ても
腹の探り合い 粗の探し合い
狭い世界で 井の中の蛙
ここは狭い世界なので
誰が偉いとかは 本当はどうだっていい
誰が賢いとかは 本当はどうだっていい
そんな事は 昨日の晩食った物を思い出すくらいどうでもいい
下らない事だ
下らない事なんだ
だけどもその狭い世界にしがみついてるのは
紛れもなく僕で
それでもその狭い世界で食って行こうとするのは
紛れもなく僕で
そんなに遠くもない 少し前なら
例えば10年前の僕なら
捨てる勇気もあっただろうな
ここから去る勇気も
でも10年前の僕なら・・・
ここに留まって生きていく勇気はなかっただろうな
この場所で自分の居場所を探す努力はしなかっただろうな
今がダサいのかどうかは そんな事は
未来が来るまで分からない
未来は・・・結果は
明日すぐに来るワケじゃないから
結局分からないまま進むしかないんだけど
それでも今を歩いているのは紛れもない事実の一つで
この狭い世界で思い切り表現する事も 今は正しいんじゃないかとさえ思うんだ
10年前の僕が自分を信じて突っ走ってたみたいに
10年後の僕が必死ならばそれでいい
それでいいよ
生きている
生きていく
今も過去も
それだけは変わらない
2015.3.15