うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

wake up

何から逃げてんのかな?
何を求めてんのかな?
きっとそれは見えないモノで
きっとそれは追い求めても
完全になるモノではないだろう


君が見えない敵と戦って
君が見えない敵に打ちのめされて
君が情けない状況に陥って


ちょっと笑った
でもすごく驚いた


僕が捨てようと思ってた夢を
それが何かは未だにハッキリとわからないんだけども
確かにそれと向き合った結果
君の心に突き刺さった疑問符


夢と云う名前の
タチの悪い何だか全て叶えてくれそうなモノ
今尚君に それと向き合う勇気があったなんて・・・


全てを捨てても良いと僕は言ったけど
その言葉に偽りは無い
その代わり優しさも無い
同情もしない


全てを捨てて生きる人たちがこの世界には沢山居て
誰もが手に入れられない事を疑問に感じて
その中で自分の権利を行使している君は
卑怯であり
雄弁であり
素直であり
嘘偽りなく
あどけなくて
美しい


僕はグレーも学んでしまった
誰にも負けたくなかったから
誰にもやり込められたくはなかったから


それを一番理解してくれているのは
今でも君だけだと僕は信じて疑わないのだけれど
・・・どうかな?


そんな風に思っているのは僕のエゴかも知れない
でも それでいい
信じるのは僕の勝手であって
君には一切関係ない
下手な関与も要らない


描き始めたものの 上手くまとめる自信もない
そんな中学生の絵みたいな詩だけど
このまま描き進める事で
君にも 僕にも何かが見えるかもしれないし
何も見えないまま終わるかもしれない
でもまあ・・・


付き合え 今 見ているのなら


もうおっさんになってわかった事
多分 何もかもは手に入れられないんだ
安定を望めばでっかい夢は見られないし
夢見がちに生きるなら綱渡りの連続


多分 多分だよ?
世の中の主観で見れば
君は今勝ち組で 僕は今負け組だ
君は大抵の事では揺るがない安定を手に入れた
それも学歴や生い立ちで左右される事なく
自分の力だけで


僕は燃えて生きているように写るのかもしれないけど
好きでもなく得意でもない不安定な仕事の中に
やりがいを見つけて突き進んでるだけ


根本にあるのは生きたいって感情だけ
なんで生きたいのかと聞かれれば
出会えた人達と歩いていけるこの現実を
ただリタイヤせずに全うしたいだけ


僕がもがき続けていた時に一番傍に居た君には
今の僕はずるく見えるかもしれないし
丸くなりやがって・・・と写るのかもしれない けど


思い返せば 沢山の人に助けられてきた
思い返せば 無駄な事なんてひとつもなかった
そんな風に思えた瞬間があって
そんな風に思えた事に感謝したりして
そしたら 今の自分がここには居たんだ


そして君も
今は昔ほど一緒に居られなくなったけど
きっと沢山に支えられて 沢山つまづいて
沢山起き上がって生きてきたんだろう
僕の知る由もない所で


その人たちは今の君を笑ってるかもしれないし
すごく心配しているかもしれない
でもそんな事はこの際どうでもいいんだ
それは今言った事は君が受ける立場の事柄だから


与える時
どうだろうか?
受けるだけじゃなく 与えると考えた時に
君は今 与えられているんだろうか?


権利行使のリタイヤの末に やりたい事は見つかったのか?
ハッキリと鮮明に見えた絵はあるのか?
それに進む為の今なのか?
それとも何事もなかったかのように日常に戻るのか?


負けるなとは言わない
立てとも言わない
でも腐るな
自分の歩いてきた道を疑問符だけで片付けるな


止まってる間も 無情に時計は動き続けて
止まってる君を 周りはみんな追い越していく
本当に止まりたいなら
本当に何かが狂ってるなら
全て捨てて今すぐ辞めてしまえ
支える足はここに居るだろ


日常をこなしていくのはすごく勇気と根気がいる
もう君の周りにはそれを理解している奴らしかいないよ
だから何を選んでも何も変わらないから
立ち止まらないで 思ったように賽を振りな


どんな裏目が出たって 僕はずっと近くにいるから
ちょっと笑うかもしれないけど


すげー良い目が出たら 自分の事のように喜ぶから


そして忘れてはいけないのが
ここが一番大事


このままでもいい
このまま生きていても
僕はいつも近くにいるから






2017.8.24