うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

君が好き

鍵の開く音

騒がしい音がして

一人暮らしの空間に

あなたの匂い

 

 

日常に光が射して

空気に活気が宿って

包まれる気持ち

あなたがここに居る

 

 

どうしようもないくらい

一人だった

どうしようもないくらい

孤独だった

 

 

会った瞬間に

いつも僕を抱き締める君

上手く言えないけど

上手く言えないけれど

 

 

照れ臭くて

照れ臭くて

上手く応えられなくて

どう伝わってるか不安になって

でも

あなたの匂いに包まれて

全てがYesになって

 

 

何の為に生きてきたんだろう?

何がしたくて歩いてきたんだろう?

答えをくれたのはあなたでした

答えは10何年も前にあったのでした

 

 

玄関のドアが開く

僕の意思とは別に

週に1回だけ訪れるその瞬間に

僕は多分 生きる意味の全てをぶつけている

 

 

鍵の開く音

慌ただしい音がして

君が現れる

抱き締めてくれる

 

 

君が好き

あの日からずっと

君が好き

このままずっと

 

 

 

 

 

 

2020.10.28