うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

ガードレールが敷き詰められた道

レールから外れない様に

命を守る為に

ガードレールが敷き詰められた道

 

 

間違えないように進め

はみ出すと危ないから

間違えないように

この道から外れないようにと・・・

 

 

舗装された道の上に

安全があったのかな?

はみ出さないように敷かれたレールは

誰にとっても正しいモノなのかな?

 

 

真面目に生きても食らう事はあるし

逃げ出せない囲いの中で潰される人もいる

間違い探しはいつも残酷で

正しさが正解とは限らない

それでも誰かが進み易いように敷かれた

そんなガードレール

はみ出せば 事故なんだけど

確かに事故なんだけど

 

 

要するに・・・

 

 

正解なんてモノは 誰かが引いたレールで

そこが全てではなくて

そこはかとなく 敷き詰められた縁石の上

逃げ出せない気持ちに押し潰されそうなら

 

 

全て捨てたっていいよ

全て辞めたっていいよ

そこに笑顔が見い出せないなら

そこに笑顔が生まれないなら

 

 

大切な事は 多数決に溺れる事ではなく

大切な事は・・・

 

 

自分が自分で居られる事

あなたがあなたで在る事

どう思われたっていいじゃない

自分を捨てるくらいなら

 

 

ガードレールに守られた道の上

安全な速度で走り続ける先に

未来が見えるならそれでいい

それは悪い事じゃない

ただ

 

 

合わないなら

それでいいんだよ

合わせられないなら

それでいいんだよ

合わないなりの覚悟があるなら

合わせられないなりの決意があるなら

 

 

ガードレールが敷き詰められて

囲いに守られた道

命を守る為の道

中を歩くのは自由であるべきで

君の答えがその中にあるとは限らない

 

 

 

 

 

 

2020.10.28