うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

泥試合

呼ぶ声が聞こえた気がした

叫ぶ声が聞こえた気がした

僕の名前? 誰の名前?

確かに聞こえた気がした

 

必要とされているかなんて

誰にも分からないの

必要とされている気分になって

今日も生きてみるの

ちいさな駒だって

それに価値が見い出せるなら

未来...

 

夢に見た言葉に

酔いしれてみるんだ

その一言が 僕は欲しかっただけで

ちいさな駒だって

生きているなら 存在があるなら

未来...

 

立ち上がる気持ちとか

見つめる未来とか

正直どうでも良かった

ただ一言、言って欲しかっただけ

 

「必要」って...

 

呼ぶ声が聞こえた気がした

気のせいだったのかな?

本当の意味で 生きていたのかな?

 

ただ一言聞きたかった

 

ただ存在したかった

気のせいだったとして

「必要」とされたかった

 

 

 

 

2022.4.17

それを人は素直と言うのかな?

ふとした瞬間に

思い浮かべる顔

それが多分

一番会いたい人

 

ふとした瞬間に

想い焦がれる匂い

それが多分

一番会いたい人

 

今一番 傍に居たい人

 

この世界は単純な事の繰り返し

良い事も 悪い事も

狙ったかの様な周期で繰り返し

それに上がったり 下がったり

そんな起伏の繰り返し

 

離したくなかったのとか

離したらいけなかったのとか

up down に踊らされて

掌からこぼれ落ちた

 

コンタクトレンズを探すみたい

落ちたそれは簡単に見つからなくて

見つけたとしても

乾いて 使い物にならなくて

 

ふとした瞬間に思い浮かべる顔

多分死ぬまで思い浮かべるんだろう

ふとした瞬間に想い焦がれる匂い

多分死ぬまで懐かしく刺さるんだろう

 

それでも一人で歩こうとする僕たち

残酷な世界

永遠に繰り返す輪舞曲

 

必要なのは

覚悟かな?

決意かな?

許しかな?

それとも妥協かな?

 

勢いで走れた

そんな日々が懐かしい

あの頃の僕はきっと

今より何倍も強かったんだろう

 

勢いを言葉にできた

そんな日々がかっこいい

あの頃の僕は...

 

ふとした瞬間に考える事

ふとした瞬間に会いたい人

 

 

 

 

 

 

2022.3.26

 

 

 

 

囲い

裏側なんて覗いても

何も良い事はないよ

本音なんて探っても

何も良い事はないよ

 

本当の事なんて

誰も話してくれないんだよ

 

真実とか真相とか

そういうのに縛られて

信頼とか絆とか

そういうのを求めても

大体表向きだけの言葉に踊らされて

最後には深く抉られる

 

利益とか利害とか

やっぱり綺麗事だけでは済まされなくて

損得勘定で無意識に動くのが人の性だよ

そこを突いて責め立てたとしても

大体残るのは虚しさだけ

大体空回りで終わるだけ

 

自分の囲いを建てていく

自分の畑に種を撒く

自分の作物を育てて

自分のお腹を満たすんだ

 

自分の空腹なんてさ

自分にしか解らないでしょう?

他の人の空腹を気にするなんて

とても親しい人くらいでしょう?

 

裏側なんて覗かなくていいよ

本音なんて探らなくていいよ

辛い思いを自分から迎えにいかなくていい

 

本当の事なんて みんな隠すんだよ

誰も話してくれないんだよ

 

 

 

 

 

2022.3.3

 

 

何度でも

はじめの一歩を

何回も繰り返していくのさ

はじめの一歩を

何回でも繰り返していくのさ

生きてくのって そんな感じ

 

もうダメだと思った事

何回ありますか?

もう無理だと思った事

何回ありますか?

 

裏切られても 叩き落とされても

呼吸してる

ご飯も食べる

お酒も飲むし

タバコも吸う

 

今 ここに居る

今 ここに在る

 

負けたと認めなければ

死んでも負けないし

朝起きれば

また新しい1日だし

人間辞めなければ

いつまでも人間で居られるんだ

 

与えられた時間が終わる日まで

 

はじめの一歩を

何回も踏み出せばいいのさ

はじめの一歩を

何歩でも歩けばいいのさ

生きてくのってそんな感じ

 

存在って そんな感じ

 

 

 

 

 

2022.2.21

 

RE:

欲しかった 苦しかった

手に入れた

 

このままが良かった 離れたくなかった

手から溢れ落ちた

 

そこら中にいる一緒にいる人たち

みんなどうやって上手くやってんのかな?

不思議なくらい寄り添って

共に年を重ねて

そんな未来が僕には見えなくて

 

いつだって会いたいと思う

言葉では割り切ってても

どうせ一生忘れられないんだろう

それを間違いと諭す人

間違っていても突き進めと言う人

 

なんだかなあ...

 

会いたい人とも壁があって

出会いなんか求めてんのかさえ自分でもわかんなくて

一体誰が僕を埋めてくれんだ

一体誰が寄り添ってくれんだ

 

もうこのまま 死ぬまで働き続けて

そのまま人生が終わって

それでも仕方ないか

そう思ってしまう程 欲も失せてきた

良くも悪くも 右も左も

後ろも前も

全部苦しみかも知れないし

 

欲しかった 離れたくなかった

このままが良かった

 

懐かしい匂いがした

全部そこにあったけど

 

手から溢れ落ちた

 

 

 

 

 

 

2022.2.9

 

 

 

 

 

プレゼント

大きな優しさに包まれて生きているけど

気付いていない事の方が多いのかなあ

大きな愛に包まれて生きているけど

気付けていない事の方が多いのかなあ

 

独りよがりが一番良くない事

どうせ独りでは居られないのに

何とか成ると思っているでしょう?

どうにでも成ると思っているでしょう?

 

何も成せないと気付いた時

どうにも成らないと気付いた時

それは手遅れで

失っていて

 

捨てる事は美学のように見えるけど

捨てる事は愚かで

拾い続ける事の方が遥かに難しい

 

終わりにしてしまうのは簡単だけど

そこから何が生まれるのかなあ?

終わらせない難しさの先に

見える景色がきっとあるから

 

背中を向けた瞬間に

君も背中を向けられているのさ

 

因果報応

良い事も悪い事も全部

頭の上から全部降ってくる

 

差し伸べられた手に触れないと

今の場所からは動けない

そんな事にすら気付けないから

毎日吐き気に襲われる日々

 

在るうちに

在れるうちに

少しはマシな存在へと

腐り切ってしまう前に

 

在るうちに

在れるうちに

生かされているという実感を

生きているという時間を

 

 

 

 

 

 

2021.12.24

 

 

 

 

Instagram

画面越しに伝わる笑顔

誰のモノでもないけど

でも

この間まで 僕のモノだった

 

世界で一番好きな人を捨てて歩く毎日

そんなに悪くもないけど

そんなに辛くもないけど

もう二度と 重なることはない

 

確かに歩けなかったよな?

確かに交われなかったよな?

意味の無い確認を繰り返して

そんな毎日をループして

 

どうして全てを捨てる覚悟が

僕には出来なかったんだろう

全てを手に入れられないのは分かってた

何かを

誰かを

直感でそれを感じる事でしか

命は空気で膨らまないのに

 

画面越しに見つめる笑顔

それはもう ぼくのモノでは無い

 

空気入れを借りにきた人

できるだけ できるだけ

パンパンに空気を入れる

そしてちょっとした段差で

タイヤが弾けて スカスカになって

こんなもんかって 仕方無いわって

これの繰り返し

 

画面越しに見える笑顔

僕のモノになるはずだった

もうそんなこと言っていられない

 

画面越しに見える笑顔

完璧なんて無かったのかな?

完璧なんて欲しかったのかな?

分からないまま

 

自分の出した答えに従って生きるだけ

出来る事と出来ない事の判断を

自分の責任で決めただけ

 

 

 

 

 

2021.12.7