うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

ジェーン

握りしめたナイフは もうここに置いていこう
コレは確かに僕を守るけど
同時に 無意識に
誰かを切り付けてしまうから
傷付けてしまうから


握りしめたナイフは もう
ここに捨てていこう


心の奥
奥の 奥の 奥のずっと奥の方で
叫び続ける声の正体は・・・


一人は寂しい
誰かに居て欲しい
理解されたいし
笑って欲しい


僕と一緒に居てくれ!って
僕を見ていてくれ!って


叫んだら・・・ラクになんのかなあ?


キレイ事って言われたって
偽善者って言われたって
傷付けるより やっぱり
傷付く方がラクだったりして


痛みなんて 大した事ねえんだ
僕は処理して見せる
笑って見せるよ
どんな風下に立っても
僕は 笑って見せるから


自分を守る為
下らなくも 誠実な理由に押しやられて
握りしめたナイフ 
それはもう ここに置いていこう
握りしめたナイフは もう
ここに捨てていこう


心配なんてしなくていいよ
君が思うように 誰もが思っている筈


私と一緒に居てよ!って
私を見ててよ!って


だからもう・・・下らない武器は捨てよう


心の奥
奥の 奥の 奥のずっと奥の方で
叫び続けている真実の声を・・・


一人は寂しい
僕も一緒さ


心のずっと奥の 奥の 奥の方へ押しやった声
閉じ込めちゃった声
握りしめたナイフは捨てて・・・


一人は寂しいよな
僕も一緒さ






2011.9.2