うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

ふたりでキャンプ

冴えない男がふたり

日帰りのふたりキャンプ

水着のおねえちゃんを肴に

冷えた缶ビールと七輪でバーベキュー

 

忙しいが口癖になって

大事な事を忘れた人達

時間の流れは皆それぞれで違うから

あと僕らは何回遊べるんでしょうか?

何回同じテーブルを囲めるんでしょうか?

 

思い出は過去だけのものじゃない

思い出は未来にだって創っていける

あの頃はとか 若かったとか

そんな理屈を並べる前に

生きている間しか会えない僕ら

もっと会って話をしないか?

 

忙しいが口癖になって

集まる努力を忘れた人達

誰かがもしも欠けた時

その時に後悔したってもう遅いんだよ

 

冴えない男がふたり

日帰りのふたりキャンプ

君と飲んだビールの味は今でも忘れない

毎年憂鬱な夏が一日だけ好きになった

 

冴えない男がふたり

日帰りのふたりキャンプ

君は覚えているのかな?

ゆっくり流れる時間と

青空の下のビールの味

 

 

 

 

2019.11.1