うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

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しなやかな腕が 首元を包む時
僕は決まって言い知れぬ安心に包まれんだ
変わらぬ温度が僕を包む時


何も怖くなかった
何も怖くなかった
何も怖くなくなった


この温度を失う事以外は・・・


胸に刻まれているのは
あの頃に聴いた歌
僕をさらけ出しているのは
あの頃に聴いた歌


今 僕を支えているのは
違う目線で聴けるようになった歌
僕を前に歩かせるのは
違う目線で聴けるようになった歌


新しい道を示すような
それでいて
何か大切な事を忘れてきたような


自分探しをしているような・・・


振り返る事は カッコ悪いと思っていたけど
置いてきてしまった事も 想いも
きっと沢山あるんだって思う


失ってきた事も
忘れちゃった事も


きっと・・・沢山あるんだって思う


今の自分が全てでは 決してないと
思える事も結構大事だったりして?なんて
ふと 足跡を辿ってみる時
そんな感情に気付いたりして


それで何が変わる訳でもないけど
何かが変わる訳でもないけど


考えないように生きるのが賢いって
そんな風に流れてしまう時間の中で 風潮の中で
そんな日常の中で 社会の中で
たまにはこんな風に 感慨にふけってみるのも
悪くはないと思うんだ そう


悪い事ではないと思うんだ


首元を包んでくれた 温度を思い出してみて
何も怖くなかった あの頃を思い出してみて


真っ直ぐだった 真っ直ぐしか見てなかった
そんな自分を思い出してみて


書き留めてみた事で この行為で
明日 何かが変わるかな?


変わったって 変わらなくたって
どうだっていいか・・・いいや!
書きたい言葉がある時 そんな時に
書く事に意味がある気がするから
きっとそれは正しいから
僕の中では きっとそれは正しい行為だから


あの温度を失っても
首元を包む 優しい腕がなくても
僕はここに立っているよ


日々 何かを感じて
得たり 失ったりして


僕はここに立っているよ






2011.4.23