うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

無題

幸せが連れてくる痛みが怖いから
一人に慣れる努力
できる限り 全部遠ざけてた


そしたら いつの間にか僕は
目の前にある幸せですら見ないようにしてたんだ


強がりに似た両手で
しっかりと目を塞いで


踏み出せる瞬間なんて
きっと幾らでもあった
過去のしがらみに捉われないで
前を見れたなら


前を見てたなら・・・


少し 遠回りをしてたかも知れない
幸せが連れてくる痛みが怖くて
強がりに似た両手で
しっかりと目を塞いで


でも 確かに今
塞いだ指の隙間から見える世界があるんだ


怖いけど前を見よう
隙間から射した光を信じて






2004.11.4