うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

できることから

心の奥に 壊れやすい置物があって

心の奥に 壊れない様にそっと仕舞ってある

 

あといくつ数えれば楽になれるかな?

平穏って言葉は誰にでも

平等に訪れてくれるのかな?

 

思い切り声を上げて泣いた

そんな自分も過去には居たらしい

今は何が起こっても〝こんなもんだ″って

割り切って眠ってしまうだけ

 

潰れている時間がないし

壊れて居られる余裕もない

 

自分しか知らない自分のキャパシティー

誰かに説明できる訳もなく

誰かに理解してもらえる訳もなく

 

心の奥には 壊れやすい置物があって

そっと仕舞ってある 脅威がそこにはある

 

暗闇を僕が覗かないのは

覗き返されるのが怖いから

暗闇を覗き込んだら

引きずり込もうと覗き返される

敵わないモノと対峙して潰されて

どんより下を向いて生きて

それに何の意味があるのか?

その先に安らぎなんてない

 

抱えられる限界を知って

出来る事と出来ない事の境界線

全てが思い通りになんてならない

それ以上でもそれ以下でもない

 

出来る事を探そう

出来ない事に潰されなくて良いから

 

心の奥 壊れやすい置物

その存在を僕は無視して生きる

向き合った所で満たされないし

解決策なんて どこにもないんだ

 

光に手を伸ばして

しっかり掴んで

下は見ない様に 

引きずり込まれない様に

 

どうにもできない現実に潰されてたまるかよ

今できる最善を尽くして

今できる事を探して

 

前を向く

それでいい

前を見る

それでいい

 

 

 

 

 

 

2021.6.11