うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

紙飛行機

死にかけた心に 水をやる

枯れない様に また咲ける様に

 

死にかけた心に水をやる

 

思い通りの基準も 豊かさも

人それぞれで

小さな花でも

時にすごく綺麗

 

意味の無い言葉を重ねるだけ重ねて

何も残らない事程 虚しい事は無い

 

あの日感じた胸を刺すような感じは

マボロシだったのかな?

あの日意識したこの先の決意は

紙飛行機みたいに 墜落していった

尖端から 冷たい地面に突き刺さった

 

お互いって言葉の重み

片方だけでは成り立たない

世の中の色々な姿 形

誰かと想い合えるなんて奇跡

 

死にかけた土に水をやる

また咲けるかな?

また花開くかな?

 

独り善がりならもう 要らないけど

 

僕が飛ばした紙飛行機

飛び続ける事はできなかったよ

くるくる回って できるだけ抵抗して

それでも冷たい地面に突き刺さった

頭から一直線だった

 

意味の無い事なんて無いなんて

残酷な言葉を誰彼も言う

だから起こった事柄に意味を見出すけど

見出すんだけど。。。

 

この痛みに何の意味が?

この苦しみに何の意味があるの?

何も感じないから

乗り越えるつもりも無い

何も感じないから

乗り越える必要も無い

 

ただ僕は 舵を取り損なって

墜落した紙飛行機

それに何の意味も無いし

そこから何も生まれはしないよ

 

死にかけた心に水をやる

それでも死ねないから 生きる為に

咲くはずもない 種も撒いてはいない

それでも。。。

 

死にかけた心に水をやる

せめて土は枯れないようにと

 

 

 

 

 

 

2021.7.4