うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

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夢の続きを見ていたんだ

止まった時間が動き出すような

夢の続きを見ていたんだ

 

近くに感じられる時はいいよ

どんな振り方をしても 理想の賽の目が出る

上手くいってる時はいいよ

 

自分自身のキャパを疑うくらいに

何も出来なくなってた

いざ そっぽを向かれると

こんなにも弱々しい存在が居て

 

何もできなくなっていた

何もできなかった

 

拒否に踏み入る事程 難しい事はない

踏み入った所で また次の拒否が待ってる

永遠に続くその螺旋階段を昇る勇気は

僕にはなかったって事

僕にはできなかったって事

 

この不確かであやふやな人間の感情

それがたまたま僕の場合は君に向いたから

こんな歳になっても未だにひとりだ

そんな事分かった上で君と居たかったけど

やっぱり越えられない壁は越えられない

 

ひとりで越えられない壁を

僕も一緒に越えたかったけど

パーティに加えられるほどの

ジョブを有してなかったらしい

 

夢の続きを見ていたんだ

また同じ世界を冒険できるような気になって

夢の続きを見ていたんだ

 

でも時間はあの時に止まったまま

あの時から何も変わりはしない

 

時間はあの時に止まったまんま

 

二度と動き出す事はない

 

 

 

 

 

 

2021.7.7