うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

京都SS

何気なかった日常が また一つ寂しさに変わる
当たり前だったコトはいつも
胸に少し 風穴を開けていく


どうしようもできないコトを 何度乗り越えて来ただろう
どうしようもないコトで 何度空白を彷徨っただろう


また一つ 失って
また一つ 先に進む


新しさはいつも恐怖で
ものすごくガツンと来る
でもそれを繰り返さなければ 乗り越えていかなければ
いつまで経っても空回りするだけ
そんな時代になっちゃったのかな?
そんな時代を生き抜いていくのかな?


そんな時代で・・・逆に良かったのかな?


僕らはいつも 同じ場所で踊り続けようとするけど
踊り続けられればいいけど
こんな時代で・・・逆に良かったのかな?


思い出は心の苗木に
新たな自分の推進力に
こんな立派なエンジンはなかなかないさ
やってきたコト 胸を張って言えるだろ?
積み上げてきたコト 無駄なコトなんてなかったのさ
そうやって胸を張って言えるコト


それだけで僕等・・・逆に良かったのかな?


積み上げた小石 振り上げた拳
未だに結果なんて見えないけど


また一つ 失って
また一つ 先に進む
また一つ 失って
また一つ 乗り越える


寂しさは心の糧に
虚しさは揺るぎない自信に
悔しさは明日へのバネに
少しだけ顔を出した 優しい気持ちは
出会いと経験に向けた感謝に






2012.8.31  京都SS閉鎖
確かに存在したあの時間に・・・感謝!!