うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

真っ直ぐなあなたへ 〜地元の酒呑みに捧ぐ〜

答えの出ない問いに対峙した時
どちらを選べばいいか分からない時
正解なんて どうせないけど


何を選択してきたのか 何に重きを置いてきたのか
それが僕を創ってきた感性なんだろう
それが僕を描いてきた絵筆なんだろう


どうしようもない事の連続
どうでもいい事の連続と どうでもよくない事の連続
見失ってはいけない事は きっと人それぞれで
でも僕はできる事なら 優しさを選択して生きていきたくて
そんな自分で居たくて・・・
それは時には痛くて・・・


繰り返される問い掛けの連鎖
正解のない選択肢
らしく在るとは?
らしく在る為に?
したいようにするしかない
思った通りに動くしかない
批判を浴びようと 勘違い野郎だと思われようと


積み重ねてきた感性まで信じられなくなったら
僕が僕ではなくなるような気がして


人の生き死にですら見守れないようなこの国
底辺でくすぶっているうちは そんなわずかな時間すら自由にならないのか
想いは日常に縛られて 時に選ぶ事がある後悔の選択肢
やっぱり僕はそういうのが気持ちいい事だとは思えない
仕方のない事で済ませたくはない


生きる事に必死になり過ぎるのはカッコ悪いのかもしれないなあ


こうやって 答えの出ない事柄を書き連ねて
分からないなりに分かろうとして生きて行くことにしよう


短命過ぎたあなたを追悼します
とても全てに賛同できるような人ではなかったけれど
居なくなると とても寂しいです
大好きな街で温かさをくれたあなたに感謝します
どうか天国では 飲み過ぎないように






2015.10.3