うなぶろ〜∈(゚◎゚)∋

思い付くまま詩を書いてます。

言いたかった事

本当は理解している 君が居なくなった理由 本当は理解している 君が消えた理由 怖かったんだね ただ 怖かったんだね 君は昔からそうだった 得るよりも 壊そうとしてた 裏切られる事が怖くて 無くす事を怖がって 無くなる前に壊してた 無くなる恐怖から逃げて…

ビーチ

痛みを分かち合うとか 綺麗事だよな 存在を認め合うとか 綺麗事だよな 誰しも答えは 一つしか無くて 最終的に 場面 その場面で タイミングが全てだと 手に入れた人たちは言う その言葉に違和感を抱いていたけど 意外とそうなのかも? バカだと思っていた人た…

白紙

いずれ壊れてしまうなら 早く壊してしまった方がいい 生きれる時間は限られていて その枠組みの中でしか僕らは 呼吸できないから 息が詰まって 声が出なくて そんな言葉は聞きたくなかった 試されているの? 天秤に掛けられているの? 理に叶わなければ 愛さ…

浮き輪の話

約束はしない どうせ守ってもらえやしない 約束はしない どうせ言った通りになりはしない 都合の海 泳ぎ疲れたから 別の浮き輪 どれだけ膨らませても 自然と空気は抜けていくもの 目には見えない様な穴が きっとあちこちにあって 所詮は他人の僕らが それら…

共に 永遠に

もしも君が 答えを求めているなら 僕はちゃんと答えられるだろう 例えばそれが 君が求めている言葉じゃなくても もしも君が 寄り掛かる瀬を求めてるなら 僕はそれになれるだろう 例えば君が 寄り掛かる術を知っているなら ここまで生きて 互いに生きて 形が…

out of limit

カラカラに乾いた喉を潤したくて 水溜りの水を両の手で掬った 飲もうとして 口元に運んだら それはドロドロに溶けた血溜まりだった 我慢して 我慢して 我慢して 耐えて 耐えて耐えて耐えて耐えて その先に未来が見えるなんて嘘だ 殺されたくないから 殺すか…

答え合わせ

夢の続きが見れた事 懐かしい匂いを感じられた事 成長した君を見れた事 また 人を愛せた事 感謝しかない 一人で生きて行くと決めた日から 降って沸いた奇跡なんだな 精一杯愛しても 精一杯考えても 僕の器では満たせないなら それは仕方ない事 空を見上げて …

できることから

心の奥に 壊れやすい置物があって 心の奥に 壊れない様にそっと仕舞ってある あといくつ数えれば楽になれるかな? 平穏って言葉は誰にでも 平等に訪れてくれるのかな? 思い切り声を上げて泣いた そんな自分も過去には居たらしい 今は何が起こっても〝こんな…

深淵

心の奥の方 誰にも理解されない塊 意味が分からないのは 僕ではなくて 私ではなくて あなたでもなくて 何をすべきか分からないから 何がしたいのか分からないから 暗闇の中で手探りを繰り返した 何も指先に触れなくて 何も探し当てられなくて この世界が無に…

春風

春の風 何も無くなる想像なんて 今更できるのかなあ? 春の風 冷たかった ベストを羽織った 来なければ良かった瞬間が 思ってたより早く来てしまうのは 答えを出す瞬間が 思ってたより早い方が良いから そんな風に全てをプラスに受け止められるなら 誰も苦労…

聞こえる?

君の足跡だらけの部屋 ひとりで居ると 何だか色褪せていて 君の匂いだらけの部屋 ひとりで居ると 何だか息苦しくて あんなに孤独に慣れていたのに こんなに不安に襲われるなんて ここに君が居ないだけで 温度を感じられないだけで 十数年の時を隔てて 十数年…

とわ よつば

子どもの名前 男の子なら 永遠 女の子なら 四葉 僕が経験できなかった事 僕が体感できなかった事 それを見せて欲しくて それを手に入れて欲しくて 永遠 永遠に変わらないコト モノ そんな安心に憧れる この世界は常に変動していて この世界は壊れやすいモノ…

道路標識

信じて歩いてきた それが正しいかどうかではなくて 信じて歩いてきた 僕が僕で在る為の道 それは独りよがりなのかも知れない それは自分勝手なのかも知れない ただ それは確かに指標で 気を抜くとすぐに騙されて潰されるこの世界 ただ それは確かに道標で す…

雨の匂い

雨の匂い 春の匂い 季節が巡る足音 憂鬱な景色と 歩き出す景色 夢の途中なのかな? それとも続きなのかな? 言葉に出せなかった理由を考えてみる時 悪い方向に転がる不安がいつも覗いていた このままでは何も始まらないし このままでは何も変わらない それを…

ステージ

ここで踊り続けるのは 存在していると自覚したいから この場所で踊り続けるのは 手網を離されるのが怖いから やっと見つけたと思えた居場所だって 簡単に砕け散るこの世界 命を削る事に 一体どんな価値があるんだろう 僕が話し続けるのは 無言に恐怖を感じる…

サーカス

擦り切れそうな紐みたいだ 危うい橋の上を毎日歩いてる 一歩下がって見れば 信用なんてそんなもんだ 言葉なんて幾らでも飾れるし 本心なんて誰にも分からない 例えば騙されていたとしても バレないまま死ねば それは真実になる 嘘を真実と信じたまま死ぬ事に…

君が好き

鍵の開く音 騒がしい音がして 一人暮らしの空間に あなたの匂い 日常に光が射して 空気に活気が宿って 包まれる気持ち あなたがここに居る どうしようもないくらい 一人だった どうしようもないくらい 孤独だった 会った瞬間に いつも僕を抱き締める君 上手…

ガードレールが敷き詰められた道 レールから外れない様に 命を守る為に ガードレールが敷き詰められた道 間違えないように進め はみ出すと危ないから 間違えないように この道から外れないようにと・・・ 舗装された道の上に 安全があったのかな? はみ出さ…

お誕生日おめでとう

産まれた日の事は 覚えてないんだ 気付いたらこの場所に立っていて 産まれた日の事は 覚えていないんだ 必要とされる事 居るべき場所 優しい言葉が 態度が 僕を包んでいる 何もかもを棄てて 全部嫌になって 消えたくなった事もあったのだけれど ここに居るよ…

説明書

僕の全てを理解できる説明書なんてないから 出来る限り伝えられるように行動しよう 僕の全てを代弁してくれる歌なんてないから 自分で書きたい詩を書こう 良いところも悪いところも 自分で理解してる 直さなくていいところも 直したくてもなかなか直せないと…

期待外れの人

一回の失敗で全てを失う 一回の失態で全てを失う 子供じゃないから 大人になったら 失敗は許されない 失態は許してもらえない 紳士を気取ったり 大きな器を演じてみたり 長続きする訳ないよな こんな小さな人間なのに 受け入れてもらえるなんてまやかしだ 僕…

my

変えられない事なんて 沢山あるから 変えられない事なんて どうでもいいんだ 選んだ道も 過去も 打ち明けてくれた君に感謝 大事なのは 僕にできる事 会えなかった日々を数えて 自分以外 守るものなんて何も無かった 本当はどうでもいい ただ 君と生きれる今…

とげだらけのサボテン

想像をしたこともないような ミライが待っていると想ってた 想像をしたこともないような 展開が待っていると想ってた 現実は空回りの連続で 伝えたい一言ですら上手く言葉にできなくて そんな毎日が連鎖して それでも明日は容赦無く降ってきて ここから飛び…

カキトメル

何でこんなことでつまづくのかな? 何でこんなことで揉めるのかな? 想われてるのに意地を張って 想ってるのに納得できなくて 大人だから 大人の対応をしなくちゃと思って 大人なのに 子供みたいな対応をしてしまうんだ あなたの前では 何も無ければ良かった…

契り

そんな風に考えられなかったから そんな未来が見えないと君は言う そんな君を見て 空白の時間 大切を守る為に 全てを捧げてきた 大切を守る為に ひとりで戦ってきた そんな君を見て 美しさって何だろう? 優しさって何だろう? 装う事は きっと誰にだってで…

アルバム

古いアルバムをめくるみたいに 失ったはずの日常がここにある あの頃 優しい君がそばに居て 僕は精一杯の背伸びをしたんだ 君を失って いや 正確には君を捨てて 僕は自由を手に入れた気になっていた できない事が世の中にはあるんだと 自分にそう 言い聞かせ…

宣告

ぜったいしぬ そのうち ぜったいにしぬ そのうち 抗えぬ運命に 怯えても仕方ない 怖いのは死ぬ事じゃなく 僕らが過度に死に恐怖を抱くのは 多分・・・ 死ぬのが怖いのではなく 何ができたのか分からないまま終わってしまうのが怖いんだ 生命を授かったその日…

産声の決意

産声を上げた そんな日の事は覚えてないんだ ただ 物心ついたその瞬間から今まで 意識のあるままに歩いてきただけさ 何かを成すとか 何の為だとか そんなのは成せた人の結果論で 大勢の人はきっと 何の為に産まれてきたのか 何を成す為にここに居るのか 何も…

ボート

朝靄の中 ロッドをかざして 今日一日は全てを忘れる 二馬力の頼りないエンジンに命を吹き込んだ 見慣れた景色 だけど大切な景色 バカとかクズとか最低野郎とか この瞬間だけは真っ白になって・・・ 僕だけの世界 命の景色 世界 手を伸ばせば掴めるモノは 沢…

ふたりでキャンプ

冴えない男がふたり 日帰りのふたりキャンプ 水着のおねえちゃんを肴に 冷えた缶ビールと七輪でバーベキュー 忙しいが口癖になって 大事な事を忘れた人達 時間の流れは皆それぞれで違うから あと僕らは何回遊べるんでしょうか? 何回同じテーブルを囲めるん…